第122回東京散歩「新しい年を祝って柴又七福神めぐり」
国の「重要文化的景観」に選定された門前町
小林祐一さん(歴史ライター)
葛飾柴又を有名にしたのは帝釈天と寅さん。その門前町の風景が、2017年11月17日、文化庁から「国の重要文化的景観」に選定するよう答申されました。いわば風景の重要文化財です。 帝釈天は、江戸時代初期に創建され、後に庚申(こうしん)信仰で参拝客が増えました。参拝客のにぎわいに目をつけた農家が副業としてみやげや団子などを売り始めたのが門前町の始まりといいます。現在も大正時代以前の建物も残り、伝統的な町並みが観光客を集めています。 この柴又帝釈天を中心に周辺の寺院をめぐる柴又七福神は、七福神めぐりとしての発祥は新しいものの、訪ねる寺院は歴史を重ねたところばかりです。徳川将軍家ゆかりの大黒天像がある宝生院、彫刻美が見事な帝釈天など各寺院に見どころはたっぷりです。 昼食は老舗「川甚」。創業220余年、江戸後期(寛政年間)から続く川魚料亭です。 文人たちにも愛されたこの店は様々な文学作品の舞台として描かれました。今回は「うなぎ定食」を頂きます。どうしてもうなぎは苦手の方は事前にお申し出ください。 <行程> 京成高砂駅 10時→観蔵寺(寿老人)→医王寺(恵比寿) →宝生院(大黒天) →万福寺(福禄寿) →良観寺(布袋尊) →真勝院(弁財天) →大経寺・柴又帝釈天(毘沙門天) <彫刻と庭園拝観→大経寺・柴又帝釈天(毘沙門天) <彫刻と庭園拝観>→昼食 →京成線 柴又駅解散 ※ご朱印色紙は色紙代金200円、各寺院でご朱印200円 ※交通の参考 〇新橋<都営浅草線・京成高砂行>→→→京成高砂 (約30分) 〇東京<山手線>→→→秋葉原<総武線>→→→浅草橋<都営浅草線>→→→京成高砂(約36分) 〇東京<山手線>→→→日暮里<京成本線>→→→青砥<京成本線特急>→→→京成高砂(約36分) ★★★マイページをまだ作成していない方へ★★★ 下記メールアドレスでもイベントを受付しておりますので、直接下記をクリックし、メールにてお申込みください。 eventsanka@shingeneki.com ※イベント名・氏名・お連れ様(あれば)・電話番号を明記してください。
詳細情報
イベント名 | 第122回東京散歩「新しい年を祝って柴又七福神めぐり」 |
講師 | 小林祐一さん(歴史ライター) |
対象者 | 全員可 |
開催日時 |
2018年1月30日(火) 10:00~14:30 |
場所 |
集合場所:京成本線 京成高砂駅(改札口は一つ) 午前10時 |
参加費 |
正会員:5,900円 準会員:6,900円 一般参加者:6,900円 支払い方法:当日徴収(昼食代・講師代含む) キャンセルについて:前日より発生。当日キャンセルは全額となります。 |
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