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安藤教室 第6回「江戸商人銘々伝-商人の生き様を考える―」(最終回)

 

大坂屋杉本茂十郎の活躍と終焉
安藤義雄さん(江戸東京人文科学研究会)

 
 

中世期から各地に武将による城下町が形成されると、戦国争乱の中で商人たちは交易を活発化したが、やがて豊臣秀吉によって天下が統一されると、秀吉は味方した武将に領地を与え、反秀吉方からは土地を没収した。かくして武将は、秀吉の配下、家臣団、封建大名となり、その支配下に入ると農民も商人も土地は領主のものとなって従属した。商人の財は土地と物質と使用人であったが、土地を失い、そこで貨幣を拠り所とした。そして、武家とは違った知恵を生かして貨幣経済を確立し財力を築いた。その商人たちの知恵の奇抜さ、見事さはコストの軽減、能率化などの今日の商法とはまるで違って面白い。しかし、その逸話の多くは後世の戯作者・小説家の創作が多い。安藤講師が当時の生史料を探って、6名を選び出しその実像に迫る。 第6回「大坂屋杉本茂十郎の活躍と終焉」 江戸中期の商業組織、海運による流通の改善、幕府財政支援などで、町奉行所の後ろ盾をものにして江戸経済界の大物として活躍した。その杉本茂十郎は後世の歴史書に余り登場しない。しかし、幕府が永代橋、新大橋、大川橋(吾妻橋)の三橋を廃止しようとした時、民間経費で維持する決意をして会所を作り、運営をしたのは茂十郎である。  ★★★マイページをまだ作成していない方へ★★★ 下記メールアドレスでもイベントを受付しておりますので、直接下記をクリックし、メールにてお申込みください。 eventsanka@shingeneki.com  ※イベント名・氏名・お連れ様(あれば)・電話番号を明記してください。

詳細情報

イベント名 安藤教室 第6回「江戸商人銘々伝-商人の生き様を考える―」(最終回)
講師 安藤義雄さん(江戸東京人文科学研究会)
対象者 全員可
開催日時 2016年10月18日(火) 14:00~15:30
場所 新現役ネット田町会議室
参加費 正会員:1,500円  準会員:2,000円  一般参加者:2,000円  
支払い方法:
キャンセルについて:
定員  
参加条件
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