HOME  >   グループ活動  >   教育・自己啓発  >   「おやじ互楽大学」が進める良書(3)=下=

「おやじ互楽大学」が進める良書(3)=下=

 

開催日:2019年02月07日(木)

「おやじ互楽大学」が進める良書(3) 後半をお届けします。 ●ステージ③の土台ができていない人はどうすれば良いのか? ステージ③の土台ができていない人は、大きく人生を変えることは難しい。もちろん、思考や感情をコントロールしてある程度の成功を収めることは可能でしょう。でも、決して心は満たされません。なぜなら、本当の幸せや満足、充足感、生き甲斐を与えてくれるのは、ステージ③に存在する「愛」だけだからです。ステージ③の土台ができていない人は、先ずは自分を愛すること(具体的な方法は次に提示)。そうすれば真実を見抜けるようになり、本来の自分らしさを発揮できるようになってきます。注意すべきは、ステージ③の土台ができていないにも関わらず、やり方や方法論ばかりを追いかけてしまうことです。そういう人は、結局長続きせず失敗し、自信を失ってゆくでしょう。 ●自分を愛するためにどうすればよいのか? 自分を愛するということは「自分のことをいつも誉めてくれ、いろいろな情報やチャンスをくれる。信頼して仕事を任せてくれて、失敗しても励ましてくれる。時には愛を持って叱ってくれる」そんな上司のように自分と接することです。自分を責めてばかりいたんじゃ、自分のために頑張ることができなくなってしまいます。自分という人間は死ぬまで一生付き合っていかなければならない人生最大のパートナーなのです。結局、人は好きな人のためにしか頑張れないのです。人は愛する自分だからこそ成長意欲が湧いてきたり、夢や希望を与えようとするのです。自分を愛せなければ自分のために頑張れなくなるのです。自分を愛するということは、自分と向き合い全てを受け入れることです。長所やできる自分だけでなく、弱い自分もダメな自分も全部ひっくるめて「自分は唯一無二の価値ある存在だ」と知ることです。多くの人はこれができない。いつも「○○ができたら」と条件付きでしか自分を愛することができないのです。そういう人は、いつもできない自分や弱い自分を責めています。それでは自分を愛することができないのです。 ●自己愛から生まれてくるもの 自分を愛することが出来れば純粋性が上がります。純粋性が上がるというのは、愛のエネルギーに満たされてゆくということです。反対に純粋性が下がるということは、怖れのエネルギーに囚われてゆくということです。愛のエネルギーは、自由、調和、協力、与える、肯定といった性質を持っています。対する怖れのエネルギーは不自由、敵対、奪い取る、否定といった性質を持っています。どちらの方がより幸せな人生をおくれるか明白でしょう。そして自己愛が確立されると、「人の役に立ちたい」「愛する人を幸せにしたい」「お客様の力になりたい」「社会に貢献したい」という貢献心が生まれてきます。 ●なぜ奇跡的な願望が実現するのか? 自己愛が確立され貢献心が生まれてくると、人から通常以上の力を引き出し、数々の奇跡を引き起こします。世のため人のために命を捧げた歴史上の偉人には、まるで点が味方をしたかのような奇跡が起きるのはよくあることです。では、なぜそのような奇跡が起きるのか?その理由は「ステージ③の領域は他の人とつながっているからです。「人や社会のためになる使命やワクワクさせる夢は、ステージ③を通じて他人へと伝わり、夢の実現を手助けしてくれる協力者を引き寄せるのです。 以上