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おとなの好奇心・食文化編 「さしすせその仕事を見てみよう、味わってみよう」 

 

~伝統的食文化から何が見える?本物の調味料を作る本物の人~
木村聡(フォトジャーナリスト)

 
 

「さしすせそ」は基本調味料である砂糖、塩、酢、醤油、味噌のこと。フォトジャーナリストの木村聡さんは、現代の「さしすせそ」、本物の調味料を作る本物の職人を長年取材してきました。
今回は下北沢の「Com.Cafe 音倉」で、木村さんの撮られた写真をプロジェクターで見ながら、取材を通じての経験をお話しいただきます。そしてテレビでも紹介された本物の調味料、小笠原味醂醸造の最高級本みりん「一子相傳」と「みねたから」を試飲してみます。その後、音倉にて食事会をします。「一子相傳」や「みねたから」、また11月20日「手作り味噌体験会」を開催予定の日本味噌さんの「江戸甘味噌」を使った料理を食べて、本みりんの焼酎割りなどを飲んでみましょう。
以下は、木村さんの著書『さしすせその仕事』から、「みりん」の章の書き出しです。

  古典落語の演目「青菜」。庭仕事に精を出す植木職人に、ご隠居が「柳  陰」という酒をすすめる場面がある。高座では飲む様子をおいしく演じる  が、この「柳陰」の正体はみりんである。正確にはみりんを焼酎で割ったも ので、江戸時代には一般的なアルコール飲料だったらしい。

え?? みりんってお酒だったの?? 驚きました。最近は酒税のかからない「みりん風調味料」が主流ですが、本当のみりんは立派なお酒なんですね。まさに目からウロコ。

伝統的食文化を見つめなおす「おとなの好奇心・食文化編」は、今後11月20日(金)に「手前味噌を作ってみよう!」などを予定しています。お楽しみに。

詳細情報

イベント名 おとなの好奇心・食文化編 「さしすせその仕事を見てみよう、味わってみよう」 
講師 木村聡(フォトジャーナリスト)
対象者
開催日時 2009年9月30日(水) 09:00~09:00 9月30日(水)午後3時30分~ セミナー後食事会あり
場所 下北沢 Com.Cafe 音倉
電話 03-6751-1311
参加費 正会員:0円  準会員:0円  一般参加者:0円  
正会員3800円 準会員4300円
定員  
参加条件
備考