講座「今に残る奇跡の木彫仏像と日本の樹」(オンライン対応講座)
森林インストラクターが解説する「知ればなお楽しい!」
菅原啓之さん(森林インストラクター)
中宮寺 弥勒菩薩半跏像 コロナが収束したら心静かに仏像に会いにゆきませんか。 遠くでなくても皆様の近隣の寺院でも仏像が公開される機会があると思います。そのようなときに「知っていればなお楽しい」ための講座です。 仏教が日本に伝わった欽明天皇の時代(538年頃)以来、数多くの仏像がつくられ続けてきました。 木、金属、漆、石、土等、多くの素材で作られましたが、わが国の樹種の多さを背景に、現存する仏像で国が定める指定文化財のうち木彫像が90%を超えています。 飛鳥時代には主にクスノキ、天平時代にはカヤ、平安時代にはヒノキが多く使われました。平安後期から鎌倉時代にかけてはケヤキ、カツラ、トチノキ等を使った特徴ある地方仏も多く作られました。さらに江戸時代には円空等により身近なサクラ、スギ、イチョウ等を用材として型にとらわれない仏像も作られました。 それぞれの時代や地域によって使われた用材の流行にも特徴があります。なぜその樹種が選ばれたのか、時代背景と共に使われた樹木の特徴等についてもお話しいたします。 仏像は仏教思想を反映した決まり事を守って仏師により心を込めて作られたので、信仰の対象として無限の価値があります。現在残っている仏像は奇跡的に焼失等を免れたごくわずかにすぎない貴重なものです。 神護寺 薬師如来立像 参加の形は2つ ①新現役ネット会議室で、講座に参加する(定員は16名) ②ご自宅のパソコンやスマートフォンで講師のお話を聴講できます。(「Zoom」にて配信します。Zoomについて導入のご質問は事務局までお問い合わせください) ◆zoom参加の場合はお申込み時に明記ください。 ◆Zoom参加の方は事前振込をお願いします。 ①paypay ⇒ 当日入室の際、決済ください。 ②振込先 ⇒三菱UFJ銀行・丸の内支店(普)0007121 口座名:特定非営利活動法人新現役ネット ※振込の際はお名前の前に参加日を入れてください(例:7月20日⇒0720お名前) ★マイページを作成していない方は下記より申し込み可能です。 ・電話で申込み TEL:03-5730-0161 ・FAXで申込み FAX:03-5730-0162 ・メールで申込み eventsanka@shingeneki.com ※イベント名を明記して、氏名・住所(登録済会員は会員番号)・電話番号を明記してください。
詳細情報
イベント名 | 講座「今に残る奇跡の木彫仏像と日本の樹」(オンライン対応講座) |
講師 | 菅原啓之さん(森林インストラクター) |
対象者 | 全員可 |
開催日時 |
2021年7月20日(火) 14:00~15:30 |
場所 |
新現役ネット田町会議室またはZoom参加 |
参加費 |
正会員:1,000円 準会員:1,500円 一般参加者:1,500円 支払い方法: ・会場参加は当日徴収。 ・Zoom参加は事前振込(振込の際はお名前の前に参加日を入れてください)例:7月20日⇒0720お名前 |
定員 | |
参加条件 | |
備考 |