古代の夢を駆けめぐった3日間
’07年は大和古道、’08年は神の国・出雲、’09年は文化の玄関口・北九州と、この時期恒例となった「日本のルーツを訪ねる旅」。’10年は、日本の古代史形成の舞台となった奈良盆地の南「宇陀・飛鳥・葛城」を訪れて来ました。(4月20日~22日の2泊3日)
<1日目>宇陀
いにしえの伝統が多く残る宇陀。日本最古の名を持つ寺社・石像や古式ゆかしい厳粛な祀事や荒ぶる神を思わす勇壮な神事があります。
この墨坂神社からスタート。朝から降っていた雨も、どうゆうわけかお天気に。
天気予報士も真っ青です。
隣は八咫烏神社。ここは神武天皇が大和へ東遷する折、熊野の山中で停滞する一行を大和へと道案内し、天皇の勝利に貢献したとされた八咫烏の化身と伝えられています。 サッカー日本代表のシンボルマークとして八咫烏は使われているのはここから来たのですね。
毎年、現地の方と様々な出会いがあるのがこの旅の醍醐味。’07年の大和では神主の高井さん、’08年の出雲では「荒神谷博物館」館長の藤岡先生、昨年の大宰府では観光ボランティアの貞刈さんでした。今年は丹生川上神社中社の神主さんが親切に私達を案内してくださいました。↓
<2日目>飛鳥
長らく日本の政治・文化の中心地であり、宮殿や豪族の邸跡地などを1日かけて巡りました。下の写真は「飛鳥寺」の大仏です。他の大仏とは少し異なる点が・・・ 気がつきましたか?
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隣は「甘樫丘」。大化の改新の舞台であり、中心人物である蘇我入鹿と中大兄皇子&中臣鎌足の位置関係が最も分かる飛鳥板蓋宮跡とあわせて訪れました。「古事記」「日本書紀」の文字だけの理解で終わることなく、現場を訪れることでより深く真相に迫り、当時の人々に思いを馳せることが出来る。参加の皆さんは感慨深げにそうおっしゃっていました。
この日はバスに乗っては降り、乗っては降りの繰り返しでたくさん歩きました。
<最終日>葛城~日本神話のふるさと~
この日はあいにくの雨。全長13キロメートルにも及ぶ「葛城古道」は神代の時代から数々の史実の舞台になった所。九品寺からスタートです。とはいうものの、水の源を訪ねるにはピッタリのお天気だったかもしれません。
ここは神々が住まわれてたといわれる「高天原神社」。葛城のほかに九州や茨城など諸説あります。でも、雨のせいでしょうか?神々しいただならぬ雰囲気を感じます。
宇陀・飛鳥・葛城と3日間、徒歩での移動もたくさんありましたが、聞こえてくるのはひばりの声と風の音だけ。空は広く、山が近くまで迫り、緑がまぶしく、まさに日本の原風景。まだまだ日本にもステキな所がたくさん残っていますね。 さぁ、次回はどこへいくのやら? お楽しみです♪
