メイン | 懇親会で同世代と交流 »

田舎暮らしの体験談を聞く

 「ながさき田舎暮らしセミナー」が10月2日、東京都港区の新現役ネットの会議室であった。地域力の再生や地場産業の振興、交流人口の拡大などを狙いに、都市に住む団塊世代の定住・移住促進に取り組んでいる長崎県との“協働企画”で、約10人が参加した。

 セミナーでは県庁の総合的窓口を務める県地域政策課の廣田義美さんが、県のUIターンの支援活動を紹介した後、福岡市内から12年前、長崎県川棚町に家族で移住した堀江康敬さんが「ながさき田舎暮らしのススメ」と題して、体験談を語った。

 堀江さんは移住後、田舎暮らしの手引書を出版したり、ホームページで田舎暮らしの相談に乗ったりしている。田舎暮らしを始める際のポイントは、場所探し。夫婦でじっくり選ぶことが肝心という。全国の市町村が団塊世代の誘致を目的に実施する格安体験ツアーをうまく活用するのがコツという。

 もう一つのポイントはお気に入りの場所が見つかっても、すぐに土地を買ったり、建物を建てたりしないこと。まずは、賃貸物件などに住んでみる。器(すみかのこと)は最後に考えればよいとの助言だった

 「ある日、朝起きると、玄関前に泥の付いた野菜が置かれているのを発見するんです。田舎にはこれがあります。そのとき、皆さん、ここ(田舎)に移ってよかったと思うはずです」。堀江さんは、この日の話をこう締めくくった。

(2007/10/18)